2016年度入社社員
若手座談会

上利 伊和里

[あがり いおり]

薬剤師

2016年4月入社
東京薬科大学 薬学部 医療薬学科
キジマ調剤薬局勤務

鈴木 順

[すずき じゅん]

薬剤師

2016年4月入社
昭和大学 薬学部 薬学科
三平薬局中泉店勤務

学生時代に
励んだこと

中学・高校ではプレーヤーでしたが、大学ではマネージャーとしてバレーボール部のチームの向上に努めました。円滑に練習が進むように時間管理や道具の準備をしたり、試合ではスコアを付けるほか、経験者としてプレイに対してのアドバイスなど、さまざまなサポートを行いました。また、チームの問題点やその改善案に関して意見を求められることも多く、周りの動きを見ながら、自分のやるべきことを考え、行動していたと思います。薬局業務でも患者さまの様子やスタッフ同士のやり取りには配慮しながら、仕事にあたっています。

学生時代は高校から始めた硬式テニスに励んでいました。テニスは人との接触プレイがない公平なスポーツであることが魅力です。自分がミスをせずに、相手のコートに入れ続ければ、絶対に負けない精神勝負のようなところがあります。9年間テニスを続けたなかで培った精神的な忍耐力には自信があります。

薬剤師になろうと
思ったきっかけ

私は小さいころから風邪もほとんどひかず、薬には縁がなかったのですが、姉妹が喘息やアトピーで薬を使っていたことから、薬は身近でなんとなく興味がありました。高校生のときに部活の顧問の先生が、人に何かしてあげることが好きな私の性格に合うのではないかと薬剤師の仕事を薦めてくださったことから薬剤師を目指しました。
また、在宅医療に興味をもった理由としては、大学在学中に、“残薬の数が多く、総額5億”ということがニュースになり、一歩踏み込んで薬を管理することが大事なのだと感じました。同居している祖母がいろいろな科にかかり、たくさん薬を飲んでいて、薬が余る、ということを近くで見ていたので、薬剤師が患者さまのお宅にお邪魔してどのくらい余っているのかを自分の目で確かめ、対応を考えることは重要だと思ったことがきっかけでした。

高齢化により病院ではなく、家で看取ることが増えていくなかで、薬剤師がケアしなければいけない時代がくるだろうと言われていたこともあり、在宅医療に興味を持っていました。今後、在宅医療の知識がなければ、薬剤師として生き残れないと考え、在宅医療に焦点を当てて就職活動を行いました。みよの台薬局グループに決めたのは、外来業務だけでなく、在宅医療に力を入れており、今後の超高齢化社会に対しての先駆け的なモデルであるように感じたからです。

勤務している
店舗での業務

現在勤務している八王子にある店舗は住宅街の中になる小児科の門前にある調剤薬局です。業務は外来の調剤・監査・服薬指導・薬歴管理など調剤業務全般を行っているほか、10月からは施設の担当となり、月2回、お薬の準備また施設へ訪問してお薬のセットや薬剤管理指導を行っています。外来調剤の合間に施設の薬の準備や報告書、計画書の作成を行わなければならないので、仕事の進捗状況を意識しながら、効率的かつ円滑に進めることを心掛けています。それでも、やはり突発的なことも多く、月2回の施設への薬のお届けのほかに、救急で風邪の処方箋などが出された際にも対応しなければならないため、時間のコントロールが今の課題です。

本部で研修後、神奈川県の店舗で2週間勤務し、その後、5月に群馬県に新店がオープンすることになり、立ち上げ準備から関わらせてもらいました。現在は、その新店で外来患者さまの調剤業務と、群馬にあるもう1つの店舗で在宅医療にも携わっています。新店ではまだ外来患者さまの数も少なく、施設や個人の在宅もまだないため、以前からある近隣の店舗でさまざまな調剤や在宅の経験を積んでいる最中です。現在、在宅医療で個人のお宅へうかがっているのは5軒ほどです。

仕事を通して
嬉しいことや
苦労していること

男性薬剤師ばかりの店舗なので、女性の患者さまから女性特有の症状や悩みについて私がご相談を受けました。その場では十分な解決には至りませんでしたが、「あなたに話を聞いてもらえて気持ちが楽になった」と言っていただき、薬剤師としてはまだまだ未熟ですが、女性という共通点によって少しでも患者さまの役に立てたことは嬉しかったです。
また、お母さまから「子どもが薬を飲めない」「粉薬は何と合わせたらいいか」といったご相談を受けることが増えたり、最初は言葉少なかった患者さまがご自身のことを話してくださるようになったりすると、心を開いていただけた気がして嬉しくなります。

店舗にある医薬品の効能効果・用法用量など医薬品に関する知識が不足していると感じています。全く見たことない薬の処方箋や全く知らない特定疾患に対しては自分ではなく、先輩薬剤師にお願いして、後で調べたりすることも多々あります。1年間のブラザー制度では知識・経験ともに豊富なブロック長兼店長が私の指導薬剤師なので、何でも相談できて心強いです。患者さまと対話していて私の声のトーンが下がると、“自信がないんだな”とすぐに気付いてフォローしてくださいます。
患者さまから「もらった薬を飲んだら良くなったよ」と言っていただいたり、患者さまに笑顔になっていただくことが一番の喜びですし、それがやりがいに繋がっています。最近は、私の名前を覚えてくださっている患者さまもいらして、薬を渡す薬剤師としてではなくて、一個人としてみてくださることも嬉しいですね。患者さまに対して失礼のないようにということは最低限のマナーですが、あまり堅苦し過ぎるのも良くないので、お待ちの患者さまがいらっしゃらないときには「散歩はどのくらい歩いてるんですか?」など、雑談を交えたプライベートの話をするように心掛けています。そうした会話から患者さまの背景を少しずつ把握できるのだということを実感しています。

今後の抱負

薬のことだけでなく、健康や生活に関しても気軽に相談していただけるような「かかりつけ薬剤師」として患者さまの身近な存在になりたいと思っています。そのためには、患者さまに限らず、薬局スタッフや施設の方、薬局業務に関わるすべての方との良好な関係を築けるよう、常に誠意を持って対応し、相手のことを知り、理解することに努めていきたいと思っています。

いずれは実家の薬局を継ぐかもしれませんが、まずは、通常業務はもちろん、アクシデントや不測の事態が発生した時にも対応できるよう、知識を増やし、技術を磨き、経験を積んでいきたいと思っています。そして、施設や個人の在宅医療を通して、患者さまご本人とご家族、そして医師や看護師、ケアマネージャー、その他さまざまな職種の方々とも手を取り合い、1つのチームとして医療を提供していきたいと考えています。